三国志の故事成語
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三国志の故事成語
三顧の礼から桃園の誓いまで — 意味・由来・出典をまとめて
今日の故事成語
三顧草廬 三顧の礼
優れた人材を得るために、何度も足を運び礼を尽くすことを意味します。現代では人材のスカウトや、心を込めた依頼の場面で広く使われます。
開門揖盜
正史開門揖盗
門を開けて盗人にお辞儀までして迎え入れるという意味で、自ら災いを招き入れる愚かさを指します。危機を前に呆然として敵に隙を与える状況に使います。
樂不思蜀
正史注釈楽不思蜀
楽しさに浸って故国の蜀を思わないという意味で、目先の安楽に酔って根本と境遇を忘れることを指します。享楽に溺れて本分を忘れた人を皮肉るときに使います。
泣斬馬謖
正史泣いて馬謖を斬る
どんなに可愛がっている人でも、大義と規律のためには涙をのんで処罰するという意味です。公正な原則の前で私情を断つ決断を指します。
錦囊妙計
演義(小説)錦嚢の計
錦の袋の中の霊妙な計略という意味で、危機のたびに取り出して使えるようあらかじめ用意しておいた備えを指します。万一に備えた秘蔵のプランBに使います。
苦肉之計
演義(小説)苦肉の策
我が身を傷つけてまで仕組む計略という意味で、大きな目的のために自ら損害を引き受ける苦渋の方策を指します。日本語では「苦肉の策」として広く使われます。
空城計
演義(小説)空城の計
空の城の門を開け放ち、かえって敵に疑わせて退かせるという意味で、弱点を堂々とさらして相手の判断を狂わせる心理戦を指します。はったりで危機を乗り切る度胸に使います。
鷄肋
正史鶏肋
食べるほど身はないが捨てるには惜しい鶏のあばら骨のように、大した役には立たないが手放すのは惜しいものを指します。どっちつかずの微妙な対象に使います。
月旦評
正史月旦評
毎月一日に人物を品評したことから生まれた言葉で、人物や作品に対する論評そのものを意味します。今日の人物評・月旦といった言葉の語源です。
言過其實
正史言過其実
言葉が実際の能力や事実より誇張されているという意味です。派手な弁舌のわりに中身のない人や、大げさな主張に使います。
吳下阿蒙
正史注釈呉下の阿蒙
いつまでも進歩がなく昔のままの人を意味します。主に「もはや呉下の阿蒙にあらず」のように、見違えるほど成長したという否定形で使います。
三顧草廬
正史三顧の礼
優れた人材を得るために、何度も足を運び礼を尽くすことを意味します。現代では人材のスカウトや、心を込めた依頼の場面で広く使われます。
死孔明走生仲達
正史注釈死せる孔明、生ける仲達を走らす
死んだ孔明が生きている仲達を敗走させたという意味で、優れた人は死してなおその名声だけで相手を圧倒するという言葉です。存在感が実体を超える状況に使います。
七縱七擒
正史注釈七縦七擒
七度捕らえて七度放つという意味で、力ではなく心で相手を従わせることを指します。相手が心から承服するまで度量を示す戦略です。
七步之才
後代の記録七歩の才
七歩のうちに詩を作る才という意味で、優れた文才と驚くべき瞬発力を指します。即興で輝く天才性に使います。
手不釋卷
正史注釈手不釈巻
手から書物を放さないという意味で、暇さえあれば学ぶ勤勉な姿勢を指します。読書家やたゆまぬ学習者を称えるときに使います。
出師表
正史出師の表
大きな戦いや挑戦に臨んで決意を表明することを意味します。日本語でも「出師の表を奉る」は覚悟の表明として使われ、共に語られる鞠躬尽瘁は身を屈めて全力を尽くすという意味です。
食少事煩
正史食少事煩
食べる量は少ないのに仕事は多いという意味で、体を顧みず働きすぎる状態を指します。健康を害するほど仕事を抱え込んだ人を案じるときに使います。
水魚之交
正史水魚の交わり
水と魚のように切っても切れない、非常に親密な間柄を意味します。互いが互いに欠かせない関係に使います。
草船借箭
演義(小説)草船借箭
藁を積んだ船で敵の矢を借りてくるという意味で、相手の攻撃や資源を逆用して自分のものにする知恵を指します。他人の力を借りて問題を解決する機知に使います。
單刀赴會
正史単刀赴会
刀一振りだけを帯びて敵地の会合に赴くという意味で、危険を冒した大胆な単身交渉を指します。度胸と堂々たる態度で勝負する場面に使います。
天下三分之計
正史天下三分の計
天下を三つに分けて鼎立させるという諸葛亮の大戦略から生まれた言葉で、盤面全体を読んで立てる壮大な青写真を意味します。強者と正面から争わず、まず自分の基盤を確保する戦略も指します。
桃園結義
演義(小説)桃園の誓い
桃の園で義兄弟の契りを結んだことから生まれた言葉で、志を共にする固い誓いを意味します。チームや同志が心を一つに出発を誓うときに使います。
破竹之勢
正史破竹の勢い
竹を割るとき最初の節さえ裂けば残りが一気に割れるように、とどまるところを知らない猛烈な勢いを意味します。連勝街道や凄まじい上昇気流に使います。
白眉
正史白眉
多くの中で最も優れた人や作品を意味します。群を抜いて際立つ最高のものを指すときに使います。
兵貴神速
正史兵は神速を貴ぶ
用兵では神のごとき速さこそ最も貴いという意味で、好機を掴むには速度が命だという言葉です。相手が備える前に動く電撃戦の原理です。
望梅止渴
後代の記録望梅止渇
梅の実を思い浮かべさせて渇きを忘れさせるという意味で、想像や希望で当面の苦しさをしのがせることを指します。一時しのぎの慰めというニュアンスでも使います。
萬事俱備 只欠東風
演義(小説)万事倶備、只だ東風を欠く
すべての準備は整ったのに、決定的な一つだけが欠けているという意味です。成否を分ける最後の条件がまだ揃っていない状況に使います。
萬人之敵
正史万人の敵
一人で万人を相手にできるほどの並外れた武勇、またはその持ち主を意味します。圧倒的な個人技量を持つエースを指します。
刮目相對
正史注釈刮目相待
目をこすってもう一度見るほど、相手の実力が見違えるほど伸びたという意味です。短い間に目覚ましく成長した人に使います。
髀肉之嘆
正史注釈髀肉の嘆
馬に乗る機会がなく腿に肉がついたことを嘆くという意味で、志を果たせぬまま歳月だけが過ぎる無念さを指します。才能を持て余しているという自嘆に使います。
使い方
- 1
検索欄に漢字・読み・意味のいずれかを入力して成語を探します。
- 2
人物(劉備・曹操など)や出典(正史/演義)フィルターで絞り込めます。
- 3
成語を開くと意味・由来の物語・現代の例文と関連成語リンクが表示されます。
FAQ
このツールは無料ですか?
はい、登録もインストールも不要で、すぐに完全無料で使えます。
このツールはどんなツールですか?
三国志の故事成語辞典は、三顧の礼や桃園の誓い、刮目相待など三国志に由来する故事成語30語の意味と由来をまとめた辞典です。成語ごとに漢字・読み・ピンイン、現代的な意味、三国志の場面を描いた由来の物語、現代の例文2つを収録し、正史の記録か演義(小説)の創作かを出典バッジで区別して表示します。劉備・曹操・諸葛亮など人物別フィルターと検索、日替わりの「今日の故事成語」もあります。すべて無料で、インストールや登録なしで読めます。